飯田さんのお別れ会

今日は横浜演劇研究所所長・飯田克衛さんのお別れ会でした。

壱座になってからはあまりお会いすることもなくなってしまってましたが、蒼生樹時代にはとてもとてもお世話になっていました。

横浜アマ演連(今の横浜・演劇の会)の会議や台本を印刷しに、よく研究所に行きました。

飯田さんはいつもやさしかった。
嫌なことを言われたことは一度もなかった。
ひょうひょうとしていて、でもいつでも毅然としていて、
どっちつかずなことも曖昧なことも調子のいいことも言わない方でした。

自分の意見を強引に押し通そうとしたり、感情的になったりもしない。
違う意見が出てきても、とても冷静に話し合いをなさる方でした。

几帳面で真面目、なんだけど、とてもお茶目な所もあった。
よく冗談もおっしゃってたな~

今日のお別れ会で縁のある方たちがいろんなエピソードを語るのを聞いて、
そういえば昔、うちの稽古場で飯田さんが寸劇やったな~と思い出した。

会が終わってセミちゃんや勝碕さんや由美ちゃんに確認したら、
アマ演連の新年会だったことが判明した。

飯田さんは黄八丈を着てかつらをかぶり簡単なメイクをし、
つまり娘役に扮したのでした。

その新年会は最初で最後の座長大会で、かに座の田辺さんも、たしか葡萄座の伸二さんも寸劇をやりました。
ただ何の演し物だったのか、忘れてしまった。

けど、なんだかすっごく可笑しかったことを覚えてる。

飯田さん、長い間ありがとうございました。

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長々と思い出にふけってしまいました。
失礼いたしました。

☆ひろりん☆